キャンパスの外にある学びを探しに!
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201501/27

旅して気づいた。自分の無知さとカンボジアの魅力。

NOIZ 海外インターンシップ体験記


「NOIZ 海外インターンシップ in シェムリアップ(カンボジア)」のレポー ト第二弾は、渡航前はむしろカンボジアに対してあまり良いイメージを抱いていなかったのに、行ってみたらパラダイスだったという、まさにこちらの意図通りの反応を示してくれた、学生編集長の体験記です。

アンコールワットの朝日に照らされてご満悦

誤解と偏見にまみれたカンボジアを訪れて

2014年8月、インターン先の海外プログラムで、「アンコールワット」で知られるカンボジアの「シェムリアップ」を訪れました。遺跡巡りよりもビーチやリゾート地でゆったり過ごすことに憧れていた僕は、まさか自分がカンボジアを訪れることになるとは思ってもいませんでした。カンボジアというと貧困や地雷といった負のイメージが強く、安全面や衛生面で問題はないのかと気にかかっていたからです。

実際、現地の空港に到着してからしばらくは周りをしきりに警戒し、現地の足である「トゥクトゥク」でホテルに向かう間も、街に怪しい動きをしている人物はいないかと注意深く観察していたほどでした。異国の地で警戒するに超したことはないのでしょうが……。

しかし幸運なことに、その日の夕方には自分が二つの勘違いをしていたことに気づいきました。一つは、自分には遺跡観光もわりと向いていたということ、もう一つは、僕たちが訪れたカンボジアという国は、旅人のための「パラダイス」であったということ。美しい夕日と大自然という絶景を体験させてくれた「プノンバケン遺跡」、そして世界各国の絶品料理とおいしく冷えた地ビールが味わえる「パブストリート」。たかが数時間でこんなにも自分の中でイメージが変わるということは、驚きをこえて恐ろしいと思った瞬間でした。

遺跡×夕日=プノンバケン。アンコールワットの帰りに訪れたい。

ネットでは知りえないリアルな感動が現地にはある

ところで、シェムリアップ一番の観光地は何といってもアンコールワットですが、僕も例外ではなく、この遺跡に一番の衝撃を受けました。ネットなどで目にした平面的な遺跡とは異なり、間近で見るアンコールワットの壮大さ、荘厳さには誰しも心を打たれることと思います。アンコールワットの内部を散策し、あちこちに差し込む陽の光を見つめながら、かつてここは宮殿であったのかと思うと、感動が止まりませんでした。こればかりは「自分の目」で確認せずにはその美しさ、素晴らしさというのは伝わってはきません。

シェムリアップには4泊しましたが、朝から午後にかけては、雨季特有の緑をまとった美しい遺跡巡りを思いっきり堪能し、夜は繁華街に繰り出して、フレッシュジュースや人気のアンコールビールを喉に流し込むといった日々を過ごしました。もうこのローテーションがたまりません! 開放感あるトゥクトゥクで感じる心地よい風、落ち着きのあるのどかな田園風景、絶品のカンボジア料理、暖かいネオンの光が印象的な夜の街、現地の人の生活が詰まったマーケット、それに陽気な現地の人の笑顔まで、すべてがお気に入りでした。「次もまた来よう。ここでの観光の楽しさをぜひとも伝えたい!」そう胸に誓いました。

とにかく飯がうまい!!!

一つの都市だけでその国の真の姿は見えてこない

シェムリアップで友人たちと別れた後は、1人で首都プノンペンを訪れました。「ダークツーリズム」について大学で勉強をしていたため、「ポル・ポト」による大虐殺の舞台となった「キリングフィールド」と「トゥールスレーン虐殺博物館」をこの目で見ておこうという目的があったからです。カンボジアの負の歴史に触れられたことに関しては意義がありましたが、それよりも大気汚染がひどかったのが印象的で、東南アジアの主要都市の活気を直に感じる一方、シェムリアップの気楽さとの落差に閉口してしまいました。これもまたカンボジアなのだと思うと、一つの都市だけのイメージでその国を語るのは多くの誤解を生むと感じた瞬間でもありました。

自分の興味にリミッターをかけるのはもったいない!

今回初めて一人旅を経験する機会がありました。航空券やホテルの手配、目的地の下調べ、現地人との会話、どれも実際に一人旅をされたことのある人はわかると思いますが、それほど難しいことではないのですね。そのことを学べたことも実は大きな収穫でした。今回の一人旅は、旅の思い出を共感できる相手が周りにおらず、しばしば心細く退屈に思えることもありました。そのため次回は複数の国をまたぎ、世界各国からの旅行者との交流も増やした旅のスタイルをとれたらなと思っています。

先入観やイメージでその国を判断し、自分の選択肢から外してしまうのはもったいない。特にアンコールワットは、世界遺産の中でも最も人気の高い場所のひとつ。実際に訪れた人たちの声に耳を傾け、こらからは自分の興味にリミッターをかけないよう、自由な発想で旅を楽しみたいと思いました。皆さんも一緒に旅に出ましょう!

(文・NOIZ学生編集長 小松崎欽一)

遺跡巡りが好きというより、自分が好き。

アンコールワット遺跡群の楽しみ方

確かにアンコールワットの全景を外から眺めるためにカンボジアまで行くのではモチベーションが上がりません。「自分写真集」を撮影するんだ!という気持ちで行くと楽しいと思います。本当に「フレーム」がたくさんあります。そして、小松崎君おすすめの「パブストリート」周辺は、一番の繁華街なのですが、昼と夜のギャップがたまりません。エアコン要らずの涼しい店内で、おいしい料理とお酒を存分に、しかもお安く楽しめるんです。シェムリアップ。そろそろ行きたくなりましたか?


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